そらになるこころ

緊縛師 青山夏樹のSMや緊縛に関する思いを綴るブログ。内容重めです。

Chosen family

最近、見えて来た答えがある。

私の求めるSMについて。

 

今まで男女性別を問わず沢山の人とSMをして来た。

お金で買われるプレイ。

プライベートでの関係。

ショーでのSM。

 

SとMの関係は

何が正解なのか。

人それぞれ想いも背景も違うから

共通の正解なんて存在しないことはわかってる。

 

だけど辿り着きたかった答えがあった。

 

それは自分の在るべき存在、関係性のカタチ。

 

 

私は1人のMのものにはなれない。

友達でもない。

恋人にもならない。

Mの為に生きられない。

 

でも

 

いつも変わらない姿勢で

あなたを見て

時には叱り

時には突き放し

心が壊れそうになったら

暖かさを求めて帰ってこられる

安全基地になれる。

 

長年自分の求めるSMが叶わず

悩んでいたと言うNと話をして、

ショーの選曲をしながら

好きな曲の歌詞が重なって行くことに気付いた。

 

君の話しを聞かせて。

そこからSMが始まる。

荷物を置いて、もう大丈夫だよ。

君の居場所(SM)はここにあるよ。

おかえり。

ここまでの孤独な旅は長かったね。

でも、もういいんだよ。

 

恋愛やセックスの延長線上にあるSMをしたいんじゃない。

私はその人がその人であることを赦せるための

安全基地になるSMをしているんだ。

 

じゃあこの想いに

この関係に名前をつけるなら何だ?

 

 

Chosen family。

そう感じた。

 

あなたが私を選び、私があなたを選んだ

選ばれた家族なんだ。

 

それが

触れたかった答え。

 

あなたが私を必要としてくれる限り

私は変わらず受け入れる。

 

私の家族として。

 

SMが無いとバランスを取れない

不器用な生き方しか出来ない同士。

 

あなた(M)は私の、私が選んだ家族。

あなたが私を選んでくれたから。

 

https://youtu.be/g9Zvss8FxCw