2月25日、緊縛事故を防ぐ為の活動が1冊の本になりました。
まだ活動のほんの最初のステップに過ぎないけれど、緊縛を真剣に学ぶ教科書としての本を出版できたことは大きな喜びです。
本書はグラビア主体の緊縛How to本ではなく、文章を主体とし、一貫して緊縛事故を防ぐことに主眼を置いた内容となっています。
内容の紹介をここで書き並べるより、目次をそのまま紹介することで「現代緊縛入門」と言う本が何を目指した本かを知って頂くことができるのではないかと思います。
「現代緊縛入門」
青山夏樹著 / 朝倉さくら(3章執筆)
〇はじめに
〇第一章 緊縛の歴史
Section1 縄文から安土桃山まで
Section2 江戸から現代
特別寄稿 / 下川哲
〇第二章 緊縛の実践
Section1 縛りについての基礎知識
Section2 緊縛に使われる道具
Section3 縛り方
・注意事項
・緊縛用語
・基本の結び
・地上での縛り
「捕り手縛り」
「手錠縛り /応用」
「後手縛り」
「不動一本縛り」
「亀甲 / 菱縄縛り」
「胡坐縛り」
「飾り縄」
・吊りでの縛り
「吊り床」
「吊り床の作り方」
「逆海老吊り」
「片足上げ吊り/M字開脚吊り」
「骨盤一点吊り」
〇第三章 骨と神経(朝倉さくら)
骨と神経についての危険箇所
「橈骨神経麻痺の程度と治療の判断」
胸を固定して吊り上げた時の呼吸制限
急所付近の気を付けるべきポイント
〇コラム「緊縛師とは ①」
〇第四章 トラブル対処法
「過呼吸」
・過呼吸とは何か?何故起こるか
・過換気の原因
・症状
・傾向
・対処法
「縛りのシステム」
「ズレた縄」
「セーフワードを決める」
〇コラム「緊縛師とは ②」
〇第五章 緊縛事故例
事故報告に青山夏樹が答える
ケース1~5
〇緊縛事故をなくしたい ~あとがきにかえて~
以上の内容となっています。
問屋さんからショップに並ぶ詳細は分かり次第お知らせします。
それまではイベントなどで販売していく予定です。
本書を皆さんの緊縛に活かして頂ければ幸いです。