相手の苦しみが縄を伝って自分の中に流れて来て辛くなる事がある。縛りながら涙が止まらなくなる。
今まで辛かったね、悔しかったね、怖かったね、寂しかったね。
大人の姿をした相手の中に膝を抱えて泣いている小さな子供が見える。
その姿を見つけると思わず縛る手を止めて
抱き締めてしまう。
こんなキツいことしなきゃ自分を許せないなんて、本当に哀しいね。
責めたくないよ。
抱き締めていたいよ。
でも、その痛み
私が一緒にもらうから
この責めを越えて
自分を許してあげに行こう。
私が一緒だから怖くない。
ずっと見てる。
絶対に守るから、安心して。
必ず助けるから私を信じて。