そらになるこころ

緊縛師 青山夏樹のSMや緊縛に関する思いを綴るブログ。内容重めです。

時代に合ったSMの在り方、携わり方

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今まで、歳をとって自分を商品にする事が

 

心地よく感じられなくなったり

 

縛りだけでSMの表現を極めてみたいと思ったり

 

この10年、元々の女王様の部分を基本的には

 

封印してきました。

 

出来れば中性的な存在になりたいなと。

 

 

今年の3月に新しい目標というか、

 

手段を思い立ってからは、

 

あれこれ制限せずに緊縛師の部分と女王様の部分を

 

自由に出すようになりました。

 

女王様の自分を喜んでくれる人達が多いのは

 

ちょっと複雑な気持ちですが。

 

ただ、

 

自分自身ボンデージを着てSMの場所に立つと、

 

自分が生き生きしてくるのを感じます。

 

抗えない性としか言いようのない感覚が

 

嬉しいと同時に戸惑いでもあります。

 

最近は国内外の方からアナル、

 

SMについての相談やプレイの希望も多く頂きます。

 

そして驚くのは女性からのアプローチも増えた事です。

 

緊縛師はビデオの現場でしか縛りません。

 

実際にSMをやってみたくて彷徨っている方の希望に

 

応える方法がありません。

 

 

昔から時代の変化に柔軟に対応出来る

 

プロでありたいと思う気持ちと、

 

プレイで傷ついた人達の傷は

 

SMで癒すのが1番だと言う考えを持っています。

 

 

断るのが大変だと言うこともあり

断る意味って何だっけとも思ったり・・・

 

条件に合う人とは

 

プレイヤーに復帰してもいいのかなと

 

考えるようになっています。

 

今度は女性にも対応してみようとか。

 

彼女たちが縄や性的な部分で傷ついた傷を

 

私の手で少しでも塞げるなら..。

 

 

何年かに1度辞めようとして、また望んでもらって

 

復帰する繰り返しは好きじゃないのですが

 

プレイ、好きなんだなって

 

つくづく実感しています。

 

悩みは続く。